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巣づくり

投稿者:(M)

空き家にしている東京のマンションのリフォーム計画に取り掛かっている。ここ1ヶ月ほど、それが趣味のSはPCで図面を引き、私はそれにわがままを言って、Sはそのたびに引き直し、週末には二人揃ってメーカーのショールームに出かける。根気の要る仕事ではあるが、それなりに楽しい。

マンションのリフォームが流行だという。しかもわざわざ古いマンションを買ってリフォームするという。高い新築マンションをすんなり買えない経済状況もあろうが、一方、私たちと同じような趣味の人が増えてきたとも言える。つまり、お仕着せが厭なのだ。自分のスタイルを貫きたい。

都会のマンションは限られた面積なので、普通の暮らしに必要とするものは大した違いはない。簡単に考えれば、設備メーカーを決めさえすれば後はテトリスのようなものだ。うまく当てはめさえすれば何とかなる。日本のメーカーは実に親切で、小刻みなサイズ対応と機能の追究がなされていて、たいていの希望には沿えるようになっている。それでもモデルルームやカタログの通りにはしたくない。たとえばユニットバスでも「こちらのメーカーの壁材がいいけれど、カウンターはあちらのメーカーのほうが好き」などと、ふだんの商品開発ではさまざまな制限によって不可能な「私ならこうする」というのを、ここぞとばかり主張している。よって、1ヶ月いやその倍くらいも計画にかかることになりそうなのだ。

メーカーのショールームは、製品を見せることと同時に消費者の志向を掴むことも目的なのだろう。本人が個人的な好みでわがままを言っているつもりなのに、本当に丁寧に対応してくれる。直接の利害関係がないから、押し付けがましさがなくて気持も良い。もし何年か先に、私の希望していたものがラインナップに加わっていたら嬉しい。もっとも「こんなものはないだろう」と思うようなものが、「それはこちらにございます」と言われることが多いのだけれど。

カタログを見飽きて庭に出ると、カササギ(日本では九州にしかいない鳥。カチガラス、朝鮮カラスとも言う)が自分の身の丈ほどの枯れ枝をくわえて飛び上がった。うちの前の電柱に巣を作っているのだ。電力会社は巣を取り除く代わりに防護ネットを取り付けたらしい。なかなか粋な計らいである(位置がずれてるけど?)。電線の隙間で巣を見張っている親鳥が見えますか?とっさに手近のオートマチックのカメラで撮ったので見苦しくてごめんなさい。

カササギくん、結局、巣は身の丈に合ったシンプルなのが良いのよね。(M)


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