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テリトリー

投稿者:(M)

電車に乗る。街に着くまでの30分が人間観察タイム。ほどほどの乗客でシートはゆったりした状態だった。「電車に乗ったから切るね」と言う声が聞こえて、携帯電話を持った青年が向かい側のシートに座った(マナー良し)。耳にイヤホンを入れている。電車が止まって杖をついた老人が乗ってきた。青年は老人を目で追っている。老人は席を見つけて座った。青年は安心したように浮かせかけた腰を下ろす(心得良し)。シートには5人が座っている。左右に20cmずつくらいの隙間がある。その頭の上に「このシートは6人がけです」の張り紙。そのうちに乗客が増えて立っている人が目につくようになった。青年は頃合いを見てオバサンに席を譲る(ちょっと詰めるだけでよいのに)。オバサンは軽く会釈して青年が座っていた場所にどっかり座る。その間、このシートに座っている他の人たちは無反応。それぞれが左右20cmずつの隙間を確保したままである(みんな、もっと詰めなさいよ!)。そろそろイライラして来た。090916

首都圏ではしばらく前から、一人ずつのスペースを色分けしたり、仕切りのポールを付けたり、詰め合わせて座らせる工夫がされている。都会であれ田舎であれ、無神経な乗客が多いことは事実。だが首都圏ではそんな無神経が許されない時間帯がある。そのときには否応無く他人との物理的距離が無くなる。それがストレスの原因にもなる。

一体、人ひとりがストレスなく過ごすにはどのくらいのスペースが必要なのだろう。新婚のときにラブチェアを買った夫婦が7年目にしてソファを買い換えるという。「だって狭いんですもの」。そうでしょうそうでしょう、いつまでもピッタリくっついてるわけにはいかないものなのよね。どうやら家庭内のテリトリーもだんだん広く必要になってくるようです。(M)


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