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コラボ事業

投稿者:(S)

コラボという言葉が流行っている。英語のコラボレーション(共同)の略であるが、例えば、音楽界では複数の個人やグループが集まって歌うのをコラボというし、ミュージシャンがお寺でコンサートをを開くのもコラボである。産業界でも、同業、異業を問わず複数の企業が集まってひとつの目的をもって行うのををコラボ事業と言い、中小企業の活性化を図る有効な手段としてここ数年盛んになってきた。

ちょうど10年前、私も「corabo南の風のリビング」と称した九州全県と・沖縄を含めたホームファニシング関連企業8社でコラボ事業を試みた。その目的は新たなブランドを作り、その効果を販売力につなげることにあった。通産省(現経済産業省)の支援事業の指定を受け、3年にわたって事業を展開し、首都圏での展示即売会でもかなりの数字を残せるようになった。様々なマスコミに取り上げられると、国もその効果を認め、それが以後の「ジャパンブランド支援事業」や「地域資源活用支援事業」などといった施策に結びついたのではないかと思われる。

だが、残念なことに「南の風のリビング」という先駆的コラボ事業も、補助金事業の指定が終ると消滅してしまった。それは中小企業の集積では組織が維持できなかったためである。補助金と言っても事業費の1/3は企業が負担しなければならないからそれが無くなったら負担も増える、本業が忙しいから組織としての役割も重荷になる、事業を引っ張るリーダーがいない、等々…。

ここ数年、行政の支援を受けて行われたコラボ事業やブランド構築事業の成功例がほとんどないのも、長期にわたる資金力と組織力の展望がないままに実施されてきたからではないか。この限界を超す発想が生まれない限り、中小企業のための活性化支援は今後も難しいだろう。(S)


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